ぐーすかぴー日記

アラサー突入ナースの作文練習記

一緒に暮らすということ

 

こんにちは。
先週までの春模様はどこへいってしまったのか、曇り空と肌寒さが四月の始まりをどんよりと鈍い色にしている気がします。

 

天気といえば
天気や気温、その他にも飼っている犬のさわり心地やいつも使っているシャンプーのにおい
毎日触れているものの感じ方でその日のメンタル指数を量っているのはわたしだけですかね?

その日のテンションで触れたものの感じ方が変わる気がします。

朝、カーテンを開けたときに同じ晴れの日でも「気持ちのいい朝だな」と感じる日と「うっ眩しいな・・・・」と感じる日がります。

気分のいい日は鳥がさえずっていたり家の裏の小川のせせらぎも心地よさを感じることができる。気分の悪い日はそんなことを気づきもしない。

とにかく春は情緒の安定が難しい季節だな。

私のメンタルの不安定さも全部春のせいにしてしまおうね。

 

 

さて、今回は何についてお話しようかなと考えたのですが
新生活がスタートする時期でもあり、この春から彼氏と同棲を開始するなんて人もいるんじゃないかと思ったので
今日は、彼と同棲を始めて一年半経つわたしの考える、同棲のメリットデメリットをぽつぽつとお話しようかなと思います。

 

 

先ずはメリットから挙げていきましょうね。

1.デートの後の「またね」がなくなる

これが一番大きい。例えば休日一日デートを楽しみました、日も暮れて来ました。明日は仕事。でももっと一緒にいたい、終電まで飲むか!となります、終電の時間が近づいてきました、改札で「今度はいつ会えるかな、またね」

なんてさみしいの。そのさみしさによって相手への想いの強さを実感するとかもうそういうのは十分です。

という方は同棲したらいいと思いますね。毎日仕事から帰って自宅に向かうと同時に好きな人に会いに行ける。さいこう。

 

2.家事が半分になる

メリット①が大きすぎて他にあまり思いつかなかったのですが、強いて挙げるとしたらこれかな。食器洗いも掃除も洗濯も全部半分。いや、彼と得手不得手が一致していなければ、苦手な掃除はやってもらって得意な料理はわたしに任せて、なんてこともできるので体感的には半分以下な気がする。

彼も一人暮らしの経験があるのであれば大体の家事はできると思うので、洗濯物のたたみ方にこだわりがある人などでなければ任せられるので大変らくちんですね。

あと、自分のためだけにする家事より彼に褒めてもらえるぶんモチベーションの維持ができるというところも同棲して感じたことですね。

「今日わたしお休みだったから掃除機かけた!褒めて!」とアピールして褒められて次回のモチベーションに繋げられる(自ら褒められにいくスタイル)。

 

3.体調が悪くなってベッドから起き上がれなくなっても怖くない

一人暮らしを経験したことのある人ならわかると思いますが、体調を崩して発熱してすっごく怠い時に家に一人って本当に怖いですよね。ベッドから出られないほどの具合の悪さであればこのまま脱水で意識消失してしまうかも…と思ってしまう。

でも同居人がいると安心。気持ち的にも身体的にもサポートしてくれることは確実なので、孤独と闘わなくてよい。

 

 

次、デメリットについて

1.家で一人でしたいことをするタイミングを計るのが難しい

女の子たるもの、異性には絶対見られたくないことってあるじゃないですか。化粧をする時とかムダ毛処理とか眉毛の脱色とか…そういうことをするタイミングを計るのが難しいなって、同棲してみて思いました。

同棲して最初のうちは、自分の下着を彼の洗濯物と一緒に干してあるのがものすごく恥ずかしくて下着だけこっそり自分の部屋に干してたりしましたが、同棲して一年半現在、その羞恥心はどこかへいってしまったようです。

こういう、「慣れ」みたいなものも同棲カップルの敵だとわたし思うんですね。
わたしが男だったらと考えると、自宅ですっぴんパジャマの彼女に見飽きてしまったら外で会う化粧も洋服もフル装備の女と浮気する気持ちがわかるもん。わかっちゃう、悲しきかな。

なので一緒に住んでいるとはいえ、女の子のあれこれはあまりお披露目しないようにしています(下着はもう一緒に干すけど)。

 

これに関連して、「相手に好かれようと努力する時間」が大幅に増えるというのも人によってはデメリットかもしれない。オンオフの切り替えができる女性は特に。

メリットで挙げたように毎日がデート!毎日会える!
…ということは好きな人の前では少しでもかわいくいたい勢は大変なわけです。
今まではデートの日だけ丁寧に化粧しておめかしして前日は半身浴してムダ毛処理してパックして身体中保湿して…って万全の態勢で会ってた人とか(わたしだ)。

後に、毎日そんなことできない…と一度挫折する時が来ます(わたしは来ました)。

あと、別に彼は悪くないけどなんだか気分が落ち込んでいて一人で居たいときに気を遣わせてしまうor悟られないよう自分が気を遣う
というのも大変だと思った点かな…。

生理前・生理中とかね、おなかも痛いしメンタルがオワテルためふと彼に八つ当たりとまでは言わないけどかわいげのない発言をしてしまうことも無きにしも非ず…。

わたしと同棲してくれている彼は普段とても温厚な性格のためわたしがどんよりしていたり口調強めだと察してくれて仕事帰りにプリンを買ってきてくれたり話をただ聞いてくれたり(このただ聞いてくれるというのが大切。解決策の提案は要らんのである。)、ほのぼの系の映画を観ようと誘ってくれたりします。かみさま。わたしは心を委ねるのみ。そこに関しては彼本当にかみさま。

 

 

2.生活習慣の違いに戸惑う

いくら大好きな彼とはいえ性別も生い立ちも何もかも異なる他人。
食の好みとか、睡眠サイクルとか、あと清潔不潔の観念とか
一緒に住んで初めて「あ、ここが違うって大きいな…」と気づくことができます。

わたしと彼の場合は生まれも育ちも正反対みたいな人生を歩んできたはずなのに概ねのことに対する価値観が酷似していてよかったなと思うのですが

今まで生きてきた数十年で構築した生活習慣というのは生半可な気持ちでは変えられませんよね…。

 

あ、わたし彼とあれが違ったわ洗濯機を回すサイクル!
男性女性ということもあるのかもしれないけれど、彼は一人暮らしをしている時に洗濯機を一週間に1,2回しか回さなくて(それでいいように仕事用の下着や靴下は平日5日分同じものを揃えている)わたしは2日に1回ほど回していたので…

 

ある日ふと、

 

あれ…?彼ってば平日全然洗濯しなくない…?

 

と思ったんですね。あれは同棲して半年を過ぎたあたりか。

そして思い出した。

わたしは大学生時代にお付き合いしていた人と半分同棲紛いなことをしていたのですがその時の彼はほとんど家事をしない人で、そのことに対してイライラしまくっていたことを。
あ…男の人ってやはり女が家にいると家事をしなくなる説…?(偏見!)提唱していく…?と。

でも考えてみたら、今の彼の場合はわたしと住む前も平日は全くと言っていいほど家事をやらない人間で(そもそも毎日のように職場の人と0時まで飲み会をしてた)わたしが勝手に洗濯機を自分のペースで回してただけだと気づいた。気づいてしまった。

そう考えると、別にイライラしない。
わたしが大人になったのか、そのように納得させてしまう彼の日ごろの行いが良いのかはわからないけれど。

当時の彼とも、わたしの精神が幼かったからイライラしていただけなのかもしれない…。ごめんなさいね、人間日々成長ですよ…。

 

 

 

 

 

結局のところ同棲生活のコツは、相手を他人だと思い続けることなのかもしれない。

 

結婚しているわけでもないし同じ物件に住んでいるというだけのただの恋人同士。デートの後にさようならすることが辛すぎるという単純な理由で始めた同棲。

同棲してみて初めて見えた彼の一面もあり、それはああやっぱりこの人って素敵だなと思うこともあれば少し違和感を感じてしまうこともありました。

きっと相手もそう思っていることだろう…(笑)

でも他人同士なんだから、全部の価値観や生活習慣が一致することなんか絶対にないし
同棲生活の中で見えた違和感なんか気にならないほど相手を好きだという気持ちのほうが上回っているうちは一緒にいたい。

一年半の同棲生活を経て、好きだと思っているからこそ相手を尊重でき、些細な違いを許容していけるのだと思いました。

結婚と違って相手を好きだという気持ちが薄れてしまっては成り立たない関係ですからね、ただの恋人同士というのは。

 

 

 

 

実はわたしの生活スタイルが癖強めで、彼が窮屈さを感じていたらどうしよう…とふと思いました。ちょっと本人にこっそり聞いてきますね…。