ぐーすかぴー日記

アラサー突入ナースの作文練習記

クリニック勤務の壁

 

そういえば、このブログを「ぐーすかぴー日記」と名付けたのに、ブログの更新頻度が日記のそれではないな。

特段忙しい生活でもないし、毎日更新してみようかな、と思い立った日。

 

東京の天気は曇り、気温はヒートテックを忍ばせれば薄手のカットソーでもアウター着ずに外を散歩できるような温度。風が穏やかに吹いており、花粉の飛散がすごいようです(今朝、同居人の彼がそう言っていた)。

 

 

それでは近況をば…。

 

実はあんなに快適だと言っていたクリニック勤務ですが、ある一人の看護師の存在が嫌で嫌で嫌すぎて出勤できなくなっています。

突然の告白(笑)

私のTwitterアカウントからこのブログに飛んできている人はお気づきかと思いますが、毎日時間を問わずにツイートしているね。そうなんです、先週今週いっぱいお休みをいただいているんです。

 

もともと私のメンタルが弱いのか、その看護師の存在感が(色々な意味で)大きいのか、入職して三か月目ですが出勤できなくなりました。

入職して一、二か月の間は医療事務のスタッフに付いて医療器具の洗浄や診察介助に関して教えていただいていました。看護師としての仕事のやりがいは感じられなかったけれど、全職場のように認知症患者の対応やおむつ交換などの汚物処理の仕事がないためストレスフリーな仕事だ…とホッとしていました。

私は看護師で医療事務さんよりは多少なりとも医学の知識があるためか、診察の介助業務に関しては習得が早かったらしく、先輩スタッフや介助している医師に褒められながら「わたしこれ向いてるわ…」なんて自己肯定感爆上がりしながらこなしていました。

 

しかし入職三ヶ月目から、常勤の看護師に指導者が代わり、看護師業務を教えていただくことになりました。わたしの就職したクリニックではわたしの他に常勤の看護師が一人しかおらず、その人に教わるしかないようでした。

他のスタッフから得た事前情報としてはわたしが入職した当初からわたしのことを「かわいくない」などと言っていたらしく、もともとわたしのことを好いていないんだろうな、と漠然と思っていました。でも仕事は仕事なので、私情は表面に出すものじゃないと信じていたわたしは、入職三ヶ月目の三月から指導者となるその人に対して当たり障りのないよう接してきたつもりでした。

 

端的に言うとわたしの心が折れたのは「なんでそんなこともできないの」小馬鹿にされるあの感じね。

業務においてわからないことを聞いたら「あれ、それ一回教えなかったっけ?」と言ってあとは全無視、「ここまでは教えていただいたのですがこれは教えてもらってません」と伝えると「同じでしょ(笑)」「自分で考えてみれば」と言うだけ。

一回教えてもらったことがあるものを確認のため「こうでしたよね…?」と聞いても「だから早くやって」という対応。

それが社会のあたりまえなのかしら…私が今まで甘やかされていた…?

しまいには「〇〇(わたし)さんはちょっと作業が遅いというか、とろい感じだから、もっとテキパキ動くようにして」なんて言われた日には…

 

ぴっきーーーーーん(心の折れる音)

 

その人に一度苦手意識を抱いてしまったらもう夢に出てくる、休みの日に脳裏に浮かぶ。そのうち寝つきが悪い日があったり早朝覚醒したり。

家にいる時でも自然と涙が出てきたり、突然不安な気持ちになったり。
これは正しくbroken heart!

 

今までの職場でスタッフとの関係がうまくいかなかったことがなくて、前職場でも前々職場でも同じ部署の同期が苦手って言ってる先輩とも比較的(たぶん)仲良くできていたタイプの人間なので、
ここまで同じ職場のスタッフに心を乱されることは想像していませんでした。生まれて初めて、人を顔も見たくないほど嫌いになった。

 

クリニックは働く場所が狭くスタッフも少ないため、苦手な人がいても逃げ場がないのですね…。

 

そして出勤困難になり法人の人事に相談。 (すぐ出勤困難になるな)

転職時にお世話になった看〇roo!さんもタイミングよく「入職してから三か月経ちましたが、職場の環境はどうですか?」と連絡をくれていたため相談。

 

結果、同法人が今夏に新設するクリニックのオープニングスタッフとして異動することになりました。それまでは法人内の経営する別のクリニックで看護師業務を引き続き教えてもらう、ということでした。

看〇roo!さん も法人に働きかけていただいたようでした。

人事も看〇roo!さんもなんと優しい対応。

 

わたしがメンタルをけちょんけちょんにされた先輩看護師は、他の若手スタッフを無視するなどもしていたようで、人事担当者もそれは把握しているようでした。

 

人事の人が自己肯定感喪失しているわたしに面談で言った
「〇〇さん(わたし)をとばすというわけでなくて、新クリニックのオープニングスタッフに選抜させていただいたということなので〇〇さんの能力を買っているし期待もしているということだと思ってください。」

という言葉を胸に、新天地でも頑張っていこうと思っています。

また自己肯定感喪失してしまった時のためにここに人事の人の発言メモしておくわ。

(相手がどんな意図で言ったかは考えないようにする。上手いようにわたしに伝えてくれて感謝の気持ちをもつ。

 

オープニングスタッフ務められるほど看護師経験ないけど、あの先輩看護師の顔を見ずに仕事できるのであれば、自分の力を100%出し切れる自信あるな、うん。

 

 

今回のことで、二つの知見を得ました。

一つは、わたしはすぐ出勤困難になること←

二つ目は思ったより社会は易しいこと

 

メンタルが死んで、朝目が覚めているのに仕事に行く準備ができないときはすぐ職場に連絡してお休みしてしまう。
周りのみんなみたく嫌なことがあっても、おなか痛くても吐きながらでも頑張って出勤ということを絶対にしたくない。というか、できない。

健やかに生きるために仕事しているはずなのにどうしてそこまで心を殺して仕事に行かなければならいのか、いつも疑問に思います。

私が恵まれた環境にあり「仕事なんて探せばいくらでもある」と甘ったれた考え方であることは認めるけれど。

でもそもそも、職探しに困らないように、仕事に縛られることがないように看護師・保健師免許を取得したわけだし、このくらいの甘えは許して欲しいんだよな(誰に)。

 

あと、どうにかなんとか上司に相談すれば良き方向に計らってくれるということもわかりました。目の前の事象が嫌で逃げ出したいときは、素直に逃げ出したいと発信して良いのだ…と思いました。
自分のことをどうしようもない奴だとはまだ思いたくないので、与えられた今の環境でやっていけなくても、他の環境ではしっかり働くことができると信じていたい…。

 

 

来月で27歳になるいい大人ですが、大学一年生の頃から責任感や価値観に関して一切の成長が見て取れなくて自分のことながらびっくりします。

ティーンの頃に思い描いていた27歳女性はもっと大人だったけどなあ。わたし全然大人になれていないな。

 

わたしと同年代のみなさん、
みなさんもそうですか?

 

はやくセクシーな年上のお姉さんになって年下の男の子を手玉にとれたい。

はやく人生余裕になって日常を楽しみたい。

 

毎日仕事に行って、ちょっと疲れたくらいで帰宅して、
かわいい飼い犬と好きな人と夕飯をゆっくり食べて、お気に入りの映画を観て

そんな幸せな生活に、もう少しで手が届きそうだと思うんだけどな…。

 

人生は難しい。